はじめに
月極駐車場を運営していると、
「コインパーキングにした方が収益が上がるのでは?」
と考えることがあるかもしれません。
親族が相続した土地は、長年月極駐車場を運営していました。
近年、周辺環境の変化もあり、コインパーキングへの変更をしました。
今回は、その際の流れや感じたことを紹介します。
なお、コインパーキングへの転用がすべての土地に向いているわけではありません。駅前や商業施設周辺など短時間利用の需要がある立地では有利になることがありますが、住宅街では月極駐車場の方が適しているケースもあります。
コインパーキングへ変更を考えた理由
長年経営していると、周辺環境は少しずつ変わります。
例えば
・周りはコインパーキングが多い土地だったが、近年はマンションが増えた
・商業施設が増えた
・固定資産税が上昇した
こうした変化から、「今の土地活用が最適なのか」を見直すことになりました。
まずはコインパーキング会社へ相談
最初に行ったのは、
複数のコインパーキング運営会社への相談です。
一般的には、
- インターネットから問い合わせ
- 土地情報を入力
- 担当者が現地確認
- 後日、賃料や契約内容の説明
という流れでした。
提示される内容
説明では、
- 想定賃料
- 契約期間
- 工事内容
- 工事期間中の賃料
- 契約条件
などの説明を受けました。
会社によって提示額は異なり、立地に対する評価もさまざまでした。
提示された条件をもとに、運営会社と契約を結ぶこととなります。
相見積もりの詳しい流れはこちらをご覧ください。
月極駐車場はすぐに閉められない
月極駐車場から変更する場合、
すぐに工事へ入れるとは限りません。
契約者がいるため、
- 閉鎖時期を決める
- 契約者へ事前に通知する
- 契約満了や解約を待つ
といった期間が必要になります。
利用者への配慮も必要になるため、余裕を持ったスケジュールで進めることが大切です。
収入は一時的に減る
閉鎖を告知すると、次の駐車場を探す利用者もいます。
そのため、満車だった駐車場でも、徐々に契約者が減り、
工事開始まで収入が減るケースもあります。
この点は、あまり意識されないデメリットかもしれません。
契約者全員の退去が完了したことを確認し、運営会社と工事日程を最終調整しました。
着工
月極駐車場の契約者の退去が完了した後、運営会社と設定した日に工事が開始されます。
親族の土地は8台ほどのコインパーキング事業に移行しました。
その際は2週間程度の工事期間にて完了し、無事オープンに至りました。
運営と賃料の支払いが始まる
契約会社による運営がはじまり、オーナーとしてはひと段落になります。
賃料については、親族の場合で初月と翌月分がまとめて支払われるような契約になっていました。
まとめ
月極駐車場からコインパーキングへの変更は、
工事を依頼するだけではなく、
- 複数社への相談
- 賃料比較
- 契約内容の確認
- 契約者への通知
- 工事時期の調整
など、多くの準備が必要です。
私が感じたのは、
「収益が高そうだから変更する」のではなく、
土地の立地や周辺環境、将来の運用方針まで考えて判断することが大切だということでした。
