コインパーキングの賃料は交渉できる?他社へ見積もりを依頼した結果

私はコインパーキング事業を相続した当時、現在の賃料が適正なのか分かりませんでした。

そこで、先代も稼働率や賃料相場を知らなかったようで、他社へ見積もりを依頼することにしました。

見積もりの流れ

  • インターネットから問い合わせ
  • 土地の住所や連絡先を入力
  • 担当者が現地を確認
  • 約3~4週間後に打ち合わせ

私の場合は自宅で説明を受けましたが、会社や喫茶店などでも対応できるとのことでした。

提示された内容

担当者から

  • 賃料
  • 契約期間
  • 契約内容

などの説明を受けました。

最初に提示された賃料は、当時契約していた会社と同額でした。

しかし、その場で店長から

「あと5万円上乗せできます。」

という提案を受けました。

さらに、契約が成立した場合は設備交換工事を行いますが、

工事期間中も賃料は支払います。

という説明も受けました。

現在契約している会社への相談

持ち帰って現在契約している会社へ相談したところ、

月額7万円増額、という提案を受けました。

その後、お断りの連絡をしたところ、見積もりを依頼した会社からも

さらに1万円増額という提案がありました。

結果

最終的には現在の会社を継続しました。

理由は賃料だけではなく、

担当者との信頼関係や対応も含めて判断したためです。

まとめ

相見積もりは、現在の契約会社から乗り換えるためだけに行うものではありません。

私の場合は、現在の賃料が適正なのかを知るために相談しました。

結果として契約は継続しましたが、市場の相場を知ることができ、納得したうえで契約を続けることができました。

また、今回の経験から感じたのは、コインパーキング会社によって提示条件や提案内容が異なることもあるということです。

契約更新のタイミングなどで一度相見積もりを取ってみることは、自分の土地の価値や相場を知る良い機会になるかもしれません。

※この記事は私が相談した当時の体験です。賃料や契約条件は、土地の立地や周辺環境、契約時期などによって異なります。

会社員がコインパーキングを相続すると1年間で何をする?税金・手続きを年間スケジュールで紹介

相続でコインパーキングオーナーになると、「毎月賃料が振り込まれるだけ」と思われるかもしれません。

しかし実際には、年間を通して税金の納付や確定申告など、さまざまな手続きがあります。

私も会社員として働きながらコインパーキングを相続しましたが、最初の1年間は「こんなに納税や手続きがあるのか」と驚きました。

この記事では、会社員がコインパーキングを相続した場合の1年間の流れを、私の実体験をもとに紹介します。

私の場合

通知・届くもの主な手続き・納税私の場合
4月固定資産税納税通知書固定資産税(第1期)・所得税(振替納税)約200万円
(50万円+150万円)
6月住民税決定通知書住民税(第1期)約20万円
7月所得税予定納税額の通知書固定資産税(第2期)・所得税予定納税(第1期)※対象者のみ約120万円
(50万円+70万円)
9月固定資産税(第3期)・住民税(第2期)約70万円
(50万円+20万円)
11月固定資産税(第4期)・住民税(第3期)・所得税予定納税(第2期)※対象者のみ約140万円(50万円+20万円+70万円)
1月運営会社から支払調書住民税(第4期)・確定申告の準備約20万円
2〜3月確定申告書の作成・提出収支や経費を整理
3月消費税の申告・納付(課税事業者の場合)80万円を納付

※金額は私の事例です。税額や納付時期は自治体や所得状況によって異なります。所得税は振替納税を利用しているため、4月に口座から引き落とされています。

まとめ

私が相続前に想像していた税金は、固定資産税くらいでした。

しかし実際には、住民税や所得税、予定納税、消費税など、年間を通してさまざまな税金を納めることになりました。

特に驚いたのは、支払いが特定の月に集中することです。

毎月の賃料収入をそのまま生活費や投資に回してしまうと、納税時期に資金が足りなくなる可能性があります。

そのため、私は毎月の賃料収入の一部を納税資金として確保するようにしています。

また、通知が届く時期を把握しておくことで、資金計画も立てやすくなります。

近年はNISAなどの資産運用が注目されており、土地活用による賃料収入を投資へ回したいと考える方も多いでしょう。

しかし、まず優先すべきなのは納税資金の確保です。

納税スケジュールを把握せずに運用へ資金を回してしまうと、思わぬ資金不足に陥る可能性もあります。

私自身、この年間スケジュールを把握してからは、賃料収入の使い方を意識するようになりました。

会社員から個人事業を検討している方々の参考になれば幸いです。

月極駐車場とコインパーキングで経費はどう違う?

私は月極駐車場とコインパーキング(一括借り上げ)の両方を検討し、税理士にも経費について相談しました。

同じ駐車場経営でも、契約方式によって経費として計上できるものが異なることを知りました。

この記事では、私の経験をもとに、その違いを紹介します。

月極駐車場で経費になりやすいもの

項目経費になる理由
固定資産税土地維持のため
ガソリン代駐車場の巡回・管理
電話代契約者対応
通信費募集・管理
光熱費事務作業
インク・コピー用紙など契約書・資料作成
除草費維持管理
白線補修設備維持
フェンス修繕設備維持

※実際に経費として認められるかどうかは、事業との関連性や使用状況によって異なります。

コインパーキング(一括借り上げ)の場合

一括借り上げでは、運営会社が

  • 清掃
  • 集金
  • クレーム対応
  • 機械管理

を行います。

そのため、オーナー自身が日常的に支出する経費は多くありません。

私の場合、主な経費は

  • 固定資産税
  • アスファルト舗装(減価償却)
  • フェンス設置(減価償却)
  • 開業届の委託料

くらいでした。

税理士に相談したこと

私も最初は

「ガソリン代は?」 「携帯代は?」 「家の電気代は?」

と考えました。

個人事業主は、事業で使用した分については、家事按分として経費計上できる場合があるというイメージがありました。

税理士に確認しましたが、一括借り上げ契約ではオーナーが管理業務を行わないため、私の場合は事業との関連性を説明することが難しく、経費として計上しませんでした。

一方、月極駐車場を自分で管理している場合は、管理に必要な支出として経費になるものもあります。

私が感じたこと

最初は「経費を増やせば節税できる」と思っていました。

経費に計上できる項目は、事業に費やした費用のみです。

月極は、オーナー自ら運営に携わるため経費計上できる項目は多いです。

私は一括借り上げを選んだからこそ、「経費は少ないけれど、その分自分の時間を確保できる」というメリットを実感しています。

経費だけで契約方式を選ぶのではなく、「何を自分で行い、何を運営会社へ任せるか」という視点も大切だと思います。

月極駐車場とコインパーキングはどっちが儲かる?実際に見積もりを比較してみた

土地活用を考えるとき、「月極駐車場とコインパーキング、どちらがいいのだろう?」と悩む方は多いのではないでしょうか。

私も相続した土地の活用方法を考えた際、近隣の月極駐車場とコインパーキング運営会社の見積もりを比較しました。

その結果、会社によって提示される賃料には大きな差があり、土地との相性も重要であることが分かりました。

この記事では、私が実際に比較した結果をもとに、それぞれのメリット・デメリットや、運営会社を選ぶ際のポイントを紹介します。

結論

土地により、正解は異なります。

まずは近隣の月極駐車場の相場を調べ、そのうえで複数のコインパーキング運営会社から見積もりを取ることをおすすめします。

私の体験談

私の土地の近くには、8台分の月極駐車場(別の相続人の土地)があります。

月額賃料は1台19,000円でした。

満車になれば、

19,000円 × 8台 = 月額152,000円

の収入になります。

年々上昇する固定資産税もあり、収益を改善できないかと考え、一括借り上げでコインパーキング運営会社3社へ見積もりを依頼しました。

運営方法月額賃料(税込)
月極駐車場(満車想定)152,000円
大手運営会社A280,000円
地元運営会社B240,000円
地元運営会社C176,000円

※私の土地で提示された見積額です。土地や契約条件によって異なります。

なぜこんなに差が出たのか

後日、不動産会社の担当者から聞いた話では、コインパーキング運営会社には得意エリア・不得意エリアがあるそうです。

私の土地は運営会社Cにとって得意なエリアではなかったため、他社より低い賃料提示になったとのことでした。

逆に大手運営会社Aや地元運営会社Bは高く評価してくれました。

この経験から、「有名な会社だから高い賃料を提示してくれる」とは限らないことを実感しました。

月極駐車場のメリット・デメリット

メリット

  • 収入が分かりやすい
  • 契約が埋まれば安定する
  • 周辺相場を調べやすい

デメリット

  • 空車になると収入が減る
  • 契約者募集が必要な場合もある
  • 利益の上限が見えやすい

コインパーキングのメリット・デメリット

メリット

  • 毎月固定賃料
  • 管理を任せられる
  • クレーム対応不要
  • 修理費負担なし

デメリット

  • 売上や稼働率は分からない
  • 賃料が適正か判断しにくい
  • 定期的な相見積もりが必要

私が感じたこと

今回比較して感じたのは、

月極駐車場とコインパーキングのどちらが儲かるかではなく、自分の土地を最も高く評価してくれる会社を見つけることが重要だということです。

また、会社ごとに得意エリアがあるため、最低でも3社程度は見積もりを依頼することをおすすめします。

また、このときに大手運営会社Aのグループ内に不動産仲介会社があります。その仲介会社営業の方から、将来売却する場合に仲介手数料割引の提案を受けました。

賃料はもちろん重要です。相続税や維持費の負担から、不動産を次の世代まで維持することが難しいケースも少なくありません。

目先の賃料だけで判断せず、10年後、20年後まで見据えた会社選びをすることが、結果として土地の価値を最大限に活かすことにつながると私は感じています。

まとめ

・月極とコインパーキングは土地によって向き不向きがある

・まずは近隣の月極相場を調べる

・コインパーキング会社は必ず複数社へ見積もりを依頼する

・同じ土地でも会社によって賃料は大きく異なる

・得意エリア・不得意エリアもあるため、会社名だけで判断しない

コインパーキング運営会社の選ぶポイント

コインパーキング会社へ土地活用の相談をすると、「どの会社を選べばいいの?」と悩む方も多いのではないでしょうか。

私も相続をきっかけにコインパーキングオーナーとなり、複数の運営会社から見積もりを取りました。しかし実際に話を聞いて感じたのは、管理やトラブル対応などのサービス内容に大きな違いはないということでした。

一方で、契約期間や賃料、将来の土地活用への考え方など、会社によって違いを感じた部分もあります。

この記事では、実際に複数社と商談した経験をもとに、運営会社を比較するときに確認したいポイントを紹介します。

運営会社はどこを選べばいいのか

結論からいうと、賃料担当者との相性でよいかと思います。

コインパーキングを利用するとき、どんな会社が思い浮かびますか?

大手では

・三井リパーク

・タイムズ

・NPC

・ユアーズコーポレーション

 さまざまありますが、大手とはいえ居住地域に対応しているかはわかりません。

 そのほかの候補としては、地元の運営会社を検討する必要があります。

 私が複数社と商談して感じたのは、「大手だから安心」「有名だから高く借りてくれる」というわけではないということです。各社の管理方法やトラブル対応については大きな違いは感じませんでした。

 ただ賃料は、同じ土地でも運営会社によっては大きく異なります。

 一番大切なのは会社名ではなく、自分の土地を正しく評価し、高い価値を付けてくれる会社を見つけることです。そして数年間付き合うことになるため、担当者との相性も重要だと感じました。

将来を見据えた運営会社選び

私が運営会社選びで重視したのは、「将来売却する可能性」です。

日本では地価や固定資産税が上昇傾向にあり、それに伴って相続税の負担が大きくなるケースもあります。

コインパーキング経営によって毎年の収益を得ることはできますが、将来発生する相続税まで十分に対応できるとは限りません。

そのため私は、「今の賃料」だけではなく、「将来売却するときの相談先になるか」という視点でも運営会社を比較しました。

具体的には、不動産会社と同グループ、または仲介会社と提携しているコインパーキング運営会社を優先して見積もりを依頼しました。

上記の利点

仲介会社と早めに接点を持つメリットは多くあります。

①土地売却のシミュレーション

 将来、土地を売却する準備として、現時点での売却見積もりをもらうことができます。

 それにより、およその手残りを把握することができ、ライフプランの一助となります。

②仲介手数料

 私が商談した際、将来売却する場合の仲介手数料について優遇制度の提案を受けました。

 内容は契約条件や時期によって異なるため、詳しくは各社へ確認してください。

 もちろん、誰にでも適用される条件ではないと思います。

まとめ

 コインパーキング会社は「今の賃料」だけで選ぶものではありません。

将来、土地を売却する可能性や相続まで見据えて比較すると、数年後に「あの会社を選んでよかった」と思える選択につながるかもしれません。

私自身、相続をきっかけに複数社と商談したことで、「土地を貸す」という視点だけでなく、「土地を将来どう活かすか」という視点を持つことができました。これから運営会社を選ぶ方は、ぜひ長期的な目線で比較してみてください。

コインパーキング経営は儲かる?一括借り上げの場合

「コインパーキング経営は儲かるの?」

土地活用を考えている方や、相続でオーナーになった方なら一度は気になる疑問ではないでしょうか。

私も相続でコインパーキングオーナーになり、最初は「実際どれくらい利益が出るのか」「安定した収入になるのか」が分かりませんでした。

この記事では、一括借り上げ契約で実際に運営している私の経験も交えながら、コインパーキング経営の収益の仕組みやメリット・注意点について紹介します。

コインパーキング経営は儲かるか

コインパーキング経営が儲かるかどうかは、次の3つで決まると感じています。

①立地

②契約方式(一括借り上げ・管理委託)

③運営会社との契約条件

利益が出やすい土地

① 駅周辺

② 商業施設周辺

③ 病院周辺

④ 人気飲食店・結婚式場周辺

⑤ 住宅街

⑥ 観光地

 あまり意外性はないかと思います。

 逆に、利用者が少ない立地では期待した収益にならないこともあります。

 上記のほかにもスポーツ施設も重要です。ただオフシーズンは閑散期に入るなど変動が生じます。管理委託契約の場合は売上に応じた収益になるため、閑散期を考慮するような土地では一定のリスクがあります。一方、一括借り上げの場合は固定賃料であるため、そういった不安が生じることもありません。

 安定した利用客が見込めない場合は、月極駐車場に切り替える選択肢もあります。月極駐車場は利益の最大化は狙いにくい反面、契約が埋まれば賃料は安定します。周辺の月極賃料は調べやすいかと思いますので、およその月額利益はシミュレーションできるかと思います。

 それに合わせてコインパーキング運営会社に一括借り上げ契約で見積もりをもらい、比較することをお勧めします。

私の場合

私は一括借り上げ契約です。駅からも近く、商業施設も多いエリアのため、条件は良い立地です。

毎月決まった賃料が振り込まれるため、収入は安定しています。

一方で、売上がどれだけあるのかは分からず、稼働率も毎月確認できません。

そのため、契約更新時には相見積もりを取り、賃料交渉を行い、利益の最大化を目指していく姿勢が重要となります。

賃料交渉について詳しく知りたい方はこちらの記事をご覧ください。

一括借り上げについては、こちらの記事をご覧ください。

まとめ

コインパーキング経営を行おうとする場合、所有する土地の特性をよく考えることが重要です。

場所や広さなど同じ土地というものはなく、また周辺環境が同じということもありません。

コインパーキング経営は、「何もせずに楽して儲かる」土地活用ではありません。

しかし、立地条件や契約内容を理解し、定期的に見直しを行えば、安定した収入が期待できます。また、一括借り上げの場合は運営会社に管理を任せられるため、本業や他の活動に充てる時間を確保できます。

このブログでは、実際の経験をもとに、これからオーナーになる方へ役立つ情報を発信していきます。

コインパーキングを相続したら固定資産税はどうなる?オーナーが知っておきたいポイント

固定資産税は誰が払う?

相続後は「新しい所有者」が納税をします・

納付書はおよそ4月初旬に届き、四半期に分割して納付をしていきます。

支払方法は銀行窓口や口座振替などありますが、ポイント還元を狙うのであれば「QR決済」か「クレジットカード」です。

多くの自治体ではQRコード決済に対応していますが、**利用上限額や対応する決済方法は自治体によって異なります。**事前に確認しておくと安心です。

私の住む地域では、1回の支払いが「40万以上」だと利用できません。

クレジットカードは手数料がかかるため、本当に得なのかは確認が必要です。

コインパーキング用地は住宅用地の特例が適用されないことが多い

コインパーキング事業はどの経営方式でも、固定資産税は一定です。

設備があっても、更地であることには変わりはないため、「住宅用地の特例」は使えません。

①小規模住宅用地→更地

 課税標準が1/6から本来の評価額に戻るため、最大6倍に。

②一般住宅用地→更地

 課税標準が1/3から本来の評価額に戻るため、約3倍に。

※税制度はケースにより異なるため、自治体や税理士に確認をしてください。

私が感じたこと

現在、日本の路線価は全国的に上昇傾向です。

毎年上がる固定資産税に苦しむのは、私だけではないはずです。

私自身も、「アパートを建てれば固定資産税が安くなりますよ」といった提案を受けたことがあります。

確かに建造物があれば、土地にかかる固定資産税は安くなるかもしれませんが、その代わりに建物に固定資産税が追加されます。ほかにもローンの利子や抵当権などの設定費用、空室リスクなど、諸々のデメリットが浮上します。

固定資産税は確かに家計を圧迫しますが、包括して冷静に考えることが重要です。

対策

賃料の交渉をする

まず、ここから着手しましょう。賃料があがれば、税金も上がりますが最もリスクが少ない選択肢です。

マンションなどの土地活用や売却も選択肢としては有力ですが、急いでしまうと冷静な判断はくだせません。土地活用は上記の通りで、売却を急いでも安く買いたたかれるリスクが生じてきます。

コインパーキング事業のメリットの1つは「更地」であることです。売却方針に向かう場合でも、建造物があるより遥かに流動性が高いです。また、更地にするための費用がかからないこともあります。

コインパーキング運営会社に相見積もりをとり、交渉する。そして、手元に残るキャッシュを厚くすることがもっとも低リスクにできる対策です。

まとめ

  • 固定資産税は毎年上昇傾向であり、契約の定期的な見直しが必要である。
  • 上記は家計の負担であることは間違いないが、コインパーキング事業以外の選択肢をとる場合は冷静に考える必要がある。
  • 賃料は確かに大事ですが、長期的な視点で考えていくことが重要となります。

コインパーキング運営会社の選び方|オーナーが比較すべき6つのポイント

①賃料

一括借り上げの場合は売上に左右されない「固定賃料」です。

おそらく「消費税抜き」「消費税込み」の2種類が記載されるはずです。

消費税込みの賃料は数字が大きく見えますが、確定申告後に納税する金額となるため注意が必要です。インボイス登録後の特例や簡易課税制度により納税額が少なくなることはありますが、一時的に預かるお金であることを覚えておいてください。

また提示された賃料が適正か、交渉の余地があるかは分からないと思います。

私自身、複数社へ相見積もりを依頼したことで賃料が上がりました。その経験から、少なくとも2〜3社には見積もりを依頼することをおすすめします。

②契約期間

コインパーキングの契約期間は「3年前後」が多いです。

早期解約では設備費などで運営会社に損が生じるため、違約金が発生します。

おそらく契約時に違約金の推移が記載された資料ももらえるかと思います。

別な土地活用や売却も検討している場合は、ご注意ください。

③設備

精算機や看板もありますが、特徴が大きいのは「フラップの有無」や「ゲート式」かです。

【フラップ式】は未払い出庫を防げるメリットがある反面、機器に不具合があると「出庫できない」「車に傷がつく」など利用者に迷惑がかかるデメリットがあります。

【フラップレス】は、カメラで車種やナンバーを把握し、管理を行います。カメラがあると防犯効果もあるようですが、未払い出庫などのリスクがあります。

ただ、一括借り上げの場合はその土地の広さや形状にあわせて、最適なものを選んでくれるのであまり気にしなくてもよいかと思います。

④管理内容

一括借り上げの場合、運営会社が集金や設備管理、トラブル対応まで行うことが一般的です。

私の場合も、設備の故障や利用者対応で連絡がきたことはありません。

こちらもあまり気にしなくてよいかと思います。

⑤入金日

私の場合は「月末、最後の平日」です。

コインパーキングの賃料は、翌月分をその前の月末に振り込まれる仕組みになっています。

例えば「2026年1月末」に振り込まれるのは、「2026年2月」の賃料になります。

コインパーキング経営を始めたときはもう少し特殊です。

時期内容
6月1日設備工事開始
6月15日オープン
7月末6月の日割り+7月+8月分が入金(契約内容による)

上記の場合、6月は日割り計算、7月分と8月分の計2.5か月分が「7月末」に入金されたりします。契約時によく確認しておいてください。

⑥担当者

私は担当者との相性も大事かと思います。

関係性から作ろうとする方、単刀直入に結論へたどり着こうする方など、担当者によりさまざまです。一方で、連絡が取りづらい担当者だと、相談したいときに困ることもあると感じました。

一括借り上げの場合は、担当者とあまりお会いすることはありません。

ただ気軽に相談・連絡できるような関係性はあったほうがよいかと思われます。

⑦地域性

大手の運営会社は少なくとも2社は見積もりを検討してください。

おそらく商談のなかで、他の運営会社の検討状況を聞かれるか思います。

そこで名前を出すと、賃料の交渉材料になります。

そのほか、地域に根差した運営会社も検討してください。そういった会社は大手よりも、より地域特性を理解しており、得意エリアでは高い賃料が提示されることも期待できます。

まとめ

・1社だけでなく、必ず相見積もりをとる

・入金時期や契約期間を確認する。

・担当者との関係性も重視する。

私は実際に複数社を比較したことで、契約内容や賃料について深く理解できました。

運営会社選びは数年間付き合う相手を選ぶことでもあります。焦らず比較・検討することをおすすめします。

コインパーキングの賃料交渉はできる?相見積もりで月額7万円以上変わった実体験

コインパーキングを一括借り上げで運営していると、「賃料は契約通りだから交渉できない」

と思っている方も多いのではないでしょうか。私もそう考えていました。

しかし、契約更新あるいはそれ以外のタイミングでも賃上げ交渉は可能です。複数の運営会社

に相見積もりを依頼したところ、月額の賃料7万円以上上がったことがありました。

この記事では、私が実際に賃料交渉を行った経験と、その際に感じたことを紹介します。

H2 賃料交渉はできる?

結論:一括借り上げこそ、交渉をすべきです。

私は、一括借り上げ契約だからこそ定期的に賃料の見直しをするべきだと考えています。

売上や周辺環境は年々変化しますが、オーナーから何も言わなければ賃料がそのまま更新されるケースもあります。

契約更新前後はもちろん、状況によってはそれ以外のタイミングでも相談する価値はあるでしょう。

H2 私が相見積もりを取った理由

①賃料が適正か分からないから

契約会社にもよるかもしれませんが、稼働率に対して何%の賃料が入ってきているかわからな

いからです。およそ売り上げの40~60%が賃料として入ってくると聞いたことがあります。

設備費の負担や管理をしてもらっている反面、運営会社も利益団体なので儲けを最大化する、

というのは至極当然です。

②固定資産税の上昇

ただ路線価が年々上昇し、固定資産税も上がることに苦しんでいる土地オーナーは多いのでは

ないでしょうか。

自己の資産を守るためにも賃上げ交渉は悪いことではありません。

過度な要求は関係性を損ねますが、積極的に動いていいと思います。

実際にやったこと

①相続した年に動いた

不動産を相続し、コインパーキング事業を開業した年の暮れに動きました。

先代は担当者に信頼を置いていたため、相見積もりはしたことがなかったようです。

私は担当者と関係性もなく、また担当者も積極的に関わってこようとはしなかったため

淡々と動くことができました。

②複数社への問い合わせ

先代が契約していた運営会社は大手の会社です。

そのため、同規模の会社一社と、地元の会社を二社で見積もりをいただきました。

相見積もりの結果

会社提示額
契約会社現状
大手A現状とほぼ同額 → その場で3万円アップ
地元B3万円低い
地元C8万円低い
最終的な契約会社さらに4万円アップ

運営会社Aにほぼ同額であることを伝えると、所有の不動産が「この土地は顔がよい」と言わ

れ、その場で3万円の値上げが決定。

それを基に契約会社に交渉し、それよりも4万円高い賃料を提示され、契約更新となりまし

た。

※業界では、立地条件が良く利用者が見込める土地を「顔がいい」と表現することがあるそう

です。

交渉して感じたこと

①一括借り上げは賃料が適正か分からない。

 稼働率や管理手数料が不明であると、総売り上げの何%が賃料として入っているのかわかり

 ません。相見積もりをするこておよその相場、そしてその最大値を目指せる可能性がありま

 す。

②各社の売りに大きな差はない

 例えば、コインパーキングではフラップ式とフラップレス式に分かれます。

 ただ大手の運営会社であれば、概ねどちらも採用できるようです。

 それよりも利用客が重視するのは「料金」ではないでしょうか。

 一括借り上げであれば、固定賃料で売り上げには左右されません。

 オーナーとして、契約する運営会社を決めるのは賃料や、担当者との関係性で良いのではな

 いかと感じております。

③運営会社には得意な土地エリアがある

 相見積もりをとった運営会社で、地元の見積もりは大幅に低い賃料が提示されました。

 そこは以前お世話になった不動産仲介の方に紹介された会社で、事情を少し聞くことができ

 ました。

 コインパーキングの運営会社はエリアによって得意・不得意があるようです。

 例えば、〇〇駅の東口エリアは得意だけど、西口エリアは不得意といった感じです。

 私の土地は後者に当たったようで、賃料を強気にいけない事情があるようでした。

 裏を返せば、得意なエリアであれば大手運営会社よりも賃料が高くなる可能性があります。

 そういった点からも、大手のみでなく、地元会社にも見積もりを取ることをお勧めします。

 

注意点

私の場合は契約更新前後のタイミングで交渉しました。

契約期間中は違約金が発生するケースもあります。

交渉前には契約書を確認し、契約条件を理解した上で進めることをおすすめします。

一括借り上げとは?管理委託との違いをコインパーキングオーナーが実体験で解説

コインパーキング経営には「一括借り上げ」と「管理委託」という2つの代表的な契約方式があります。

私は相続により一括借り上げ契約を引き継ぎました。

結論から言うと、会社員として本業がある私には、一括借り上げは管理の手間が少なく大きなメリットを感じています。

一方で、収益面では管理委託の方が高くなる可能性もあります。

この記事では、それぞれの違いを実体験を交えながら紹介します。

一括借り上げとは

一括借り上げとは、運営会社がオーナーから土地を借り上げ、コインパーキングとして運営する契約方式です。

オーナーは毎月決まった賃料を受け取り、日々の運営や管理は運営会社が行います。

私の場合

私の契約では、賃料は3年間固定です。

駐車場の売上が多くても少なくても、契約期間中の賃料は変わりません。

売上報告書は毎月届かず、確定申告前に年間の振込実績が分かる書類が送られてきます。

精算機や看板などの設備は運営会社の所有で、清掃や管理も運営会社が行っています。

管理委託とは

管理委託では、料金設定や経営方針はオーナーが決めます。

設備費用や修繕費は契約内容によりますが、オーナー負担になる場合があります。

売上はオーナーに入り、その中から管理会社へ手数料を支払います。

一般的には売上の約10%前後が手数料の目安とされることがありますが、契約内容によって異なります。

収益を伸ばせる可能性がある一方で、売上が落ちた場合は収入も減るというリスクがあります。

一括借り上げ管理委託
毎月の収入固定売上次第
売上報告契約による確認できることが多い
設備運営会社所有が多い契約による
管理運営会社ほぼ運営会社
収益性安定高くなる可能性あり
リスク低い比較的高い

オーナーとして感じたこと

私は会社員でもあるため、一括借り上げの「手間がかからない」という点は大きなメリットだ

と感じています。

一方で、稼働率が高くても賃料は変わらないため、「もっと利益が出ているのでは?」と思う

こともあります。事実、他の運営会社に相見積もりをとって交渉した際、10万円以上収入が変

わりました。私はこの経験から、「契約更新時には必ず複数社へ相談した方が良い」と感じて

います。

業界では、立地条件が良く利用者の多い駐車場を「顔がいい」と表現することがあるそうで

す。人気のある立地は運営会社としても確保したいため、契約更新時には賃料交渉の余地が生

まれる場合があります。

まとめ

  • 一括借り上げは収入が安定し、管理の手間が少ない
  • 管理委託は収益アップを狙える反面、リスクもある
  • 契約更新時や賃料に疑問があれば、複数の運営会社へ相見積もりを取るのがおすすめ
  • 契約内容を理解したうえで、自分に合った契約方式を選ぶことが大切