相続では、税金や不動産、納税資金など、さまざまな問題に直面します。
私自身、コインパーキングを相続する中で、税理士・金融機関・コインパーキング運営会社など、複数の専門家へ相談しました。
その結果、強く感じたのは**「早めに相談することで選択肢が増える」**ということです。
この記事では、私が実際に経験したことをご紹介します。
税理士へ早めに相談して良かったこと
私は相続が発生する前から税理士へ相談していました。
その結果、相続時精算課税制度を利用することができました。
私のケースでは、この判断によって相続税を大きく抑えることができました。
もし相談があと1年遅れていたら、相続税は約2,000万円増えていた可能性がありました。
また、税理士からは小規模宅地等の特例についても詳しく説明を受けました。
この特例は相続税の負担を軽減できる制度ですが、相続する不動産が複数ある場合は、どの土地へ適用するかによって相続税額が変わることがあります。
さらに、土地の利用状況などによって減額できる割合も異なります。
私の場合は、税理士に複数のパターンで試算していただいた結果、他の相続人が取得する不動産へ特例を適用した方が、相続全体として最も税負担を抑えられるとの提案を受け、その方法を選択しました。
このように、制度を知っているだけではなく、自分のケースに合わせて試算してもらえたことが、とても大きかったと感じています。
金融機関へ早めに相談して良かったこと
税理士から相続税の概算額を教えてもらったことで、金融機関へも早い段階から相談することができました。
その結果、
- 地方銀行
- 信用金庫
- ノンバンク
それぞれの条件を比較しながら、納税資金を準備することができました。
また、金利や返済期間についても落ち着いて比較でき、金融機関との交渉にも時間をかけることができました。
相続税ローンは審査に1~2か月程度かかることもあり、早めに相談していて本当に良かったと感じています。
専門家にはそれぞれ得意分野がある
金融機関へ相談した際には、
「延納を利用してはどうですか。」
という提案を受けました。
当時は「そういう方法もあるのか」と思いましたが、その後税理士へ確認したところ、私のケースでは相続時精算課税制度などの影響もあり、延納は現実的ではないとの説明を受けました。
もし金融機関からの提案だけで判断していたら、納付期限が近づいてから別の方法を探すことになっていたかもしれません。
この経験から、
- 税金は税理士
- 融資は金融機関
というように、専門家にはそれぞれ得意分野があり、一人だけに相談してもすべてが解決するわけではないことを実感しました。。
コインパーキング運営会社へ相談して分かったこと
コインパーキング運営会社は、契約や運営の専門家です。
私が契約している運営会社は、グループ会社に不動産会社があり、将来的に土地を売却する場合の相談もできる体制でした。
実際に、売却を検討する場合は仲介手数料を優遇できるという提案も受けました。
今回は土地を売却せず銀行ローンを選びましたが、もし売却という選択肢を考えるのであれば、
- どのくらいの価格で売却できそうか
- 売却代金で相続税を納付できるか
- 売却までにどのくらいの期間が必要か
などを事前に検討することもできます。
このような情報も、早めに相談していたからこそ知ることができました。。
まとめ
相続を経験して強く感じたのは、
「早めに相談することは、選択肢を増やすことにつながる」
ということです。
税理士には税務、金融機関には融資、コインパーキング運営会社には契約や運営、不動産会社には売却相談と、それぞれ得意分野があります。
一人の専門家だけで判断するのではなく、それぞれの専門家へ早めに相談することで、自分に合った方法を落ち着いて検討することができました。
相続は一度きりの経験になる方がほとんどです。
だからこそ、「困ってから相談する」のではなく、「困る前に相談する」ことが、後悔しない相続につながると私は実感しています。
