相続税ローンの審査で提出した書類

私は相続税を納付するため、地方銀行や信用金庫へ融資の相談をしました。

その際、「どんな書類が必要なのか分からない」という不安がありました。

この記事では、実際に提出した書類を紹介します。

提出した書類

金融機関によって多少異なりましたが、私が提出した主な書類は次のとおりです。

  • 相続税申告書(または税額が分かる資料)
  • 登記事項証明書
  • 公図
  • 固定資産税評価証明書
  • 本人確認書類
  • 住民票
  • 印鑑証明書
  • 源泉徴収票
  • 確定申告書(3期分)
  • コインパーキング運営会社との原契約書
  • コインパーキング運営会社との覚書

また、相談した地方銀行の担当者からは、

「設備投資など事業融資で以前から取引がある場合のほうが、書類準備という点では円滑に済む場合もある」

という説明を受けました。

私が行っている一括借り上げ方式のコインパーキング経営では、精算機や看板などの設備は運営会社が設置・管理するため、オーナー自身が設備資金を借りる機会はほとんどありません。

そのため、事業融資としての取引実績がない状態で、相続税の納税資金として初めて本格的な融資審査を受けることになり、多くの資料の提出を求められたのではないかと感じました。

なぜ必要か

金融機関は、次のような点を総合的に審査しているようでした。

  • 相続税の納付額はいくらか
  • 融資の目的が明確か
  • 返済能力があるか
  • 担保となる不動産の価値
  • コインパーキングの賃料収入がどの程度見込めるか

つまり、「いくら借りたいか」だけではなく、「なぜ必要なのか」「返済できるのか」を客観的な資料で確認しているという印象を受けました。

まとめ

私は事前に税理士へ相談し、相続税額の概算が分かっていたため、比較的スムーズに書類を準備できました。

相続税ローンを検討している方は、必要書類を早めに確認しておくことで、その後の手続きを落ち着いて進められると思います。

相続でコインパーキングを引き継いだら最初にやること7選|会社員オーナーの実体験

私は会社員として働きながら、相続をきっかけにコインパーキング事業を引き継ぎました。

突然オーナーになり、「何から始めればいいのか分からない」という状態でした。

開業届、インボイス、契約書、確定申告…。

ネットで調べても、自分と同じ立場の人の体験談はほとんど見つかりませんでした。

この記事では、私が実際に経験したことをもとに、相続後に最初に確認しておきたいことを紹介します。

①契約書を確認する

契約書は「本契約」と「覚書」に大きく分かれます。

「本契約」は、オーナーと運営会社が契約する際に交わされる書面。原契約ともいいます。

「覚書」は、相続によって賃貸人(オーナー)が変更になった場合や、賃料の改定など契約

 容を変更する際に交わされる書類です。

 それらには、賃貸借期間や賃料、送金方法、振込口座、特約事項などが記載されています。

 一括借り上げなどで設備を借りる場合、違約金の記載があったりもします。

②売上と賃料の仕組みを確認する

コインパーキングの契約方式にはいくつか種類があります。まずは、自分の契約がどの方式なのかを確認しましょう。

・固定賃料

・売上歩合

・一括借り上げ

③開業届は必要なのか

一般的には、個人事業として継続的に収入を得る場合は、開業届の提出を検討することになります。私は会計事務所に相談したうえで提出しました。

届け出先は税務署です。

自分はそれまで税務署に行くことがほとんどなかったため、会計事務所に代行してもらいました。費用は5,000円でした。

④インボイス登録は必要なのか

私の場合は登録が必要でした。

管理会社へ確認をお勧めします。

届け出先は国税庁です。

こちらも知識がなかったため、会計事務所に代行してもらいました。費用は2,500円でした。

当時はインボイスの知識はまるでなく、なにに必要なのか、自分が関わることはあるのかわかりませんでした。開業して丸3年経過しましたが、自分の契約方式である一括借り上げでは、インボイスが何か影響するというものはありませんでした。

⑤確定申告の準備

それまでは会社員のみの収入であったため、確定申告は住宅ローン控除くらいでしか関わることはありませんでした。

現在はインターネットで確定申告ができるようになりましたが、入力する内容や方法を理解していないと税金を多く払うことになる可能性があります。

例えば、税込経理と税抜経理のどちらを選ぶか、経費として計上できるものは何か、青色申告・白色申告の選択、帳簿の付け方など、最初は覚えることがたくさんありました。

⑥管理会社との付き合い方

一括借り上げ契約であれば、管理会社の方と関わることはほとんどありません。

年初、もしくは年末にカレンダーを持ってきていただいたりする程度です。

賃料交渉や賃貸借期間が更新される時期には面談する機会は増えるかと思います。

管理委託だと、機器のメンテナンスやトラブル対応などで関わる機会は増えるようです。

⑦オーナーになって感じたこと

私は会社員として働きながら、相続をきっかけにコインパーキングオーナーになりました。

最初は分からないことばかりでしたが、一つずつ調べ、専門家にも相談しながら進めてきました。

このサイトでは、教科書のような説明だけではなく、実際にオーナーとして経験したことや感じたことも発信していきます。

この記事が、これからコインパーキングを相続する方や、土地活用を検討している方の参考になれば幸いです。