コインパーキングを相続したら固定資産税はどうなる?オーナーが知っておきたいポイント

固定資産税は誰が払う?

相続後は「新しい所有者」が納税をします・

納付書はおよそ4月初旬に届き、四半期に分割して納付をしていきます。

支払方法は銀行窓口や口座振替などありますが、ポイント還元を狙うのであれば「QR決済」か「クレジットカード」です。

多くの自治体ではQRコード決済に対応していますが、**利用上限額や対応する決済方法は自治体によって異なります。**事前に確認しておくと安心です。

私の住む地域では、1回の支払いが「40万以上」だと利用できません。

クレジットカードは手数料がかかるため、本当に得なのかは確認が必要です。

コインパーキング用地は住宅用地の特例が適用されないことが多い

コインパーキング事業はどの経営方式でも、固定資産税は一定です。

設備があっても、更地であることには変わりはないため、「住宅用地の特例」は使えません。

①小規模住宅用地→更地

 課税標準が1/6から本来の評価額に戻るため、最大6倍に。

②一般住宅用地→更地

 課税標準が1/3から本来の評価額に戻るため、約3倍に。

※税制度はケースにより異なるため、自治体や税理士に確認をしてください。

私が感じたこと

現在、日本の路線価は全国的に上昇傾向です。

毎年上がる固定資産税に苦しむのは、私だけではないはずです。

私自身も、「アパートを建てれば固定資産税が安くなりますよ」といった提案を受けたことがあります。

確かに建造物があれば、土地にかかる固定資産税は安くなるかもしれませんが、その代わりに建物に固定資産税が追加されます。ほかにもローンの利子や抵当権などの設定費用、空室リスクなど、諸々のデメリットが浮上します。

固定資産税は確かに家計を圧迫しますが、包括して冷静に考えることが重要です。

対策

賃料の交渉をする

まず、ここから着手しましょう。賃料があがれば、税金も上がりますが最もリスクが少ない選択肢です。

マンションなどの土地活用や売却も選択肢としては有力ですが、急いでしまうと冷静な判断はくだせません。土地活用は上記の通りで、売却を急いでも安く買いたたかれるリスクが生じてきます。

コインパーキング事業のメリットの1つは「更地」であることです。売却方針に向かう場合でも、建造物があるより遥かに流動性が高いです。また、更地にするための費用がかからないこともあります。

コインパーキング運営会社に相見積もりをとり、交渉する。そして、手元に残るキャッシュを厚くすることがもっとも低リスクにできる対策です。

まとめ

  • 固定資産税は毎年上昇傾向であり、契約の定期的な見直しが必要である。
  • 上記は家計の負担であることは間違いないが、コインパーキング事業以外の選択肢をとる場合は冷静に考える必要がある。
  • 賃料は確かに大事ですが、長期的な視点で考えていくことが重要となります。

コインパーキングの賃料交渉はできる?相見積もりで月額7万円以上変わった実体験

コインパーキングを一括借り上げで運営していると、「賃料は契約通りだから交渉できない」

と思っている方も多いのではないでしょうか。私もそう考えていました。

しかし、契約更新あるいはそれ以外のタイミングでも賃上げ交渉は可能です。複数の運営会社

に相見積もりを依頼したところ、月額の賃料7万円以上上がったことがありました。

この記事では、私が実際に賃料交渉を行った経験と、その際に感じたことを紹介します。

H2 賃料交渉はできる?

結論:一括借り上げこそ、交渉をすべきです。

私は、一括借り上げ契約だからこそ定期的に賃料の見直しをするべきだと考えています。

売上や周辺環境は年々変化しますが、オーナーから何も言わなければ賃料がそのまま更新されるケースもあります。

契約更新前後はもちろん、状況によってはそれ以外のタイミングでも相談する価値はあるでしょう。

H2 私が相見積もりを取った理由

①賃料が適正か分からないから

契約会社にもよるかもしれませんが、稼働率に対して何%の賃料が入ってきているかわからな

いからです。およそ売り上げの40~60%が賃料として入ってくると聞いたことがあります。

設備費の負担や管理をしてもらっている反面、運営会社も利益団体なので儲けを最大化する、

というのは至極当然です。

②固定資産税の上昇

ただ路線価が年々上昇し、固定資産税も上がることに苦しんでいる土地オーナーは多いのでは

ないでしょうか。

自己の資産を守るためにも賃上げ交渉は悪いことではありません。

過度な要求は関係性を損ねますが、積極的に動いていいと思います。

実際にやったこと

①相続した年に動いた

不動産を相続し、コインパーキング事業を開業した年の暮れに動きました。

先代は担当者に信頼を置いていたため、相見積もりはしたことがなかったようです。

私は担当者と関係性もなく、また担当者も積極的に関わってこようとはしなかったため

淡々と動くことができました。

②複数社への問い合わせ

先代が契約していた運営会社は大手の会社です。

そのため、同規模の会社一社と、地元の会社を二社で見積もりをいただきました。

相見積もりの結果

会社提示額
契約会社現状
大手A現状とほぼ同額 → その場で3万円アップ
地元B3万円低い
地元C8万円低い
最終的な契約会社さらに4万円アップ

運営会社Aにほぼ同額であることを伝えると、所有の不動産が「この土地は顔がよい」と言わ

れ、その場で3万円の値上げが決定。

それを基に契約会社に交渉し、それよりも4万円高い賃料を提示され、契約更新となりまし

た。

※業界では、立地条件が良く利用者が見込める土地を「顔がいい」と表現することがあるそう

です。

交渉して感じたこと

①一括借り上げは賃料が適正か分からない。

 稼働率や管理手数料が不明であると、総売り上げの何%が賃料として入っているのかわかり

 ません。相見積もりをするこておよその相場、そしてその最大値を目指せる可能性がありま

 す。

②各社の売りに大きな差はない

 例えば、コインパーキングではフラップ式とフラップレス式に分かれます。

 ただ大手の運営会社であれば、概ねどちらも採用できるようです。

 それよりも利用客が重視するのは「料金」ではないでしょうか。

 一括借り上げであれば、固定賃料で売り上げには左右されません。

 オーナーとして、契約する運営会社を決めるのは賃料や、担当者との関係性で良いのではな

 いかと感じております。

③運営会社には得意な土地エリアがある

 相見積もりをとった運営会社で、地元の見積もりは大幅に低い賃料が提示されました。

 そこは以前お世話になった不動産仲介の方に紹介された会社で、事情を少し聞くことができ

 ました。

 コインパーキングの運営会社はエリアによって得意・不得意があるようです。

 例えば、〇〇駅の東口エリアは得意だけど、西口エリアは不得意といった感じです。

 私の土地は後者に当たったようで、賃料を強気にいけない事情があるようでした。

 裏を返せば、得意なエリアであれば大手運営会社よりも賃料が高くなる可能性があります。

 そういった点からも、大手のみでなく、地元会社にも見積もりを取ることをお勧めします。

 

注意点

私の場合は契約更新前後のタイミングで交渉しました。

契約期間中は違約金が発生するケースもあります。

交渉前には契約書を確認し、契約条件を理解した上で進めることをおすすめします。